本物の読解力をつけることばパズル 初級編
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本物の読解力をつけることばパズル 初級編 の詳細
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小２の二学期に、２週間ほど掛けて取り組みました。「入門編」に続いての学習でしたが、基本的な形式はほぼ同じでした。この「初級編」は書かせる要素がやや多くなっていることと、出題のバリエーションが多くなっている点に特徴があるかと思います。「読解力」に直結しているかは微妙ですが、少なくとも国語力を高めることを意識した工夫のある問題集であるのは確かと言えそうです。言語はいうまでもなく文脈が大切ですが、そこをドリル・パズル式の問題で上手くカヴァーできている部分とそうでない部分とが並存している印象です。難点を挙げると、このシリーズを通していえることですが、各「級」の末尾になると急に時間を要する出題が集中的に現れるということがあります。これは、ある程度やむを得ないとは思いますが、家庭学習におけるペース配分を難しくするところがあります。また、本書では、とりわけ4級-13,14で、慣用句の意味を辞書で調べて作文させる問題があります。その意図はよく分かりますが、これはある意味、子やその保護者に丸投げするに近い出題になっているとも言え、急に負担を大きくしているところがあります。他の種類の問題と組み合わせて、分散させて出題するといった工夫をして頂きたかったところです。
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